技を作れ

合気道開祖は「技を作れ!」と言っていたそうです。
そういえば故斎藤守弘先生も講習会の武器取りで「私が開祖に教わった基本はこれ。後は自分で作りなさい。」とか仰っていたような。
経験とセンスが問われます。

劉雲樵老師にお会いしたことはありませんが、どうやら型の使い方を教える時は先ず自分で考えさせたみたいですね。
この場合は記憶に定着しやすいやり方を選んだのかも知れませんが、それでもやはり経験とセンスが問われることでしょう。

私の合気道の先生は、開祖に「(技が)出来ました。」と報告に行くと、「どれ。(掛けてみなさい。)」と腕を出されたそうで。
で、掛けにいくと、「ん?これか?」と返されてぶん投げられたそうな。
なので先生は「大先生は『技を作れ』と言っていたが、誤解している人が多い。開祖についていけば良いんだ。」と言ってました。

でもね。
私みたいに直接開祖に触れたことのない者はどうついていけば良いのでしょう?
先生は開祖の内弟子として一緒に生活していた人だから、何度も挑み、その度に技を掛けてもらえたでしょうが…会ったこともない我々は、自分の先生から教えられたものだけを墨守すれば良いのか?

人は他人に全てを渡すことは出来ないと思うのですが。劣化コピーを繰り返すと、いずれ原型が解らなくなるのでは?
…こういった話を直接先生にしたことが実はあるのですが(今考えると大変失礼なことをしたような(^_^;))、先生黙ってしまいましたね。

私は、原型を研究する必要がある、と考えてます。
同時に、実技としての検証・研究も必要だと。
研究とまでいかないまでも意識しておかないと、何処へ行くか判らなくなりそうで。
中国武術においても、それは同様なのではないでしょうか。

まあ、中国武術を月1回、一時間学ぶ程度では一生理解出来なさそうな気もしますが。(苦笑)

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by 100Hoshikage001 | 2018-05-05 08:16 | 武道・武術について思うこと。 | Trackback | Comments(0)