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この「気」何の「気」気になる「気」

見たこともない「気」ですから…
という訳で、気の話を。
さて、「気」て何でしょう?

日常で「気」とつく言葉を考えてみますと。
電気、気体…目に見えないけど作用からして確かに存在するもの
元気だな、陽気な音楽、陰気なヤツ…心の状態や感じ方
雰囲気、空気を読め…心理的作用、共感能力?
総じて「目には見えないけど、何らかの作用があるもの。物質に作用するものもあれば、心に作用するものもある。」てとこでしょうか?
武道・武術…たぶん漢方や中医術の世界でも、「身体にも作用する」と加えたいところです。

私が学んだ系統の合気道では、昔は初心者に対してよく「気を出せ」とか言ってましたね。
「?」となる後輩に私は「今はとりあえず、指を開くことと思っておけば良い」とか言ってましたが…もう少し正しく言うと「力が何処までも伸びていくとイメージする。」となりましょうか。
そうすると力まないのに案外強い力が出せたりします。


イメージ(意)で気を導き、肉体に加えてより強い力を引っ張り出す…意と気の合、気と力の合と申しましょうか。
とある合気道の道場では「気はあると思えばある。無いと思えば無い。信じることです。」と張ってあり、なかなか言い当ててるなと感心しました。
前述の2つの合に、心と意の合をあわせて三つの合。
すなわち、内三合。
これに外三合を加えて六合。
中国武術にも似たような概念があるのですね。

時間もないので、続きはまた日を改めて。





by 100Hoshikage001 | 2018-05-10 23:38 | 気の話